大阪府立河南高等学校 【Rechup・QUEST】

本プログラムは、河南高校2年生約304名を対象とした、年間を通じたゼミ形式の探究学習である。
生徒は自ら関心のあるテーマを「地域・人文社会・芸術・教育・スポーツ・理数・国際・看護、医療・情報」から選び、大学・企業と連携しながら調査・分析・発表までを行う。
社会とつながる問いを軸に、生徒自身が主体的に進める学びを目指す。

本時の概要

  • 日程: 2025.4.10(木)
  • 概要: 導入講演
  • 目的: 探究学習の考え方とサイクルを知り、1年間の取り組みに向けたイメージを持つ

内容詳細

前半: 導入講演

体育館で行われた導入講演では、探究学習の基本的な考え方が共有された。
「探究とは、答えのない問いに向き合うこと」というキーワードを軸に、BatonLinkのファシリテーターが登壇。身近なテーマを題材に、探究の進め方をわかりやすく伝えた。

後半: 今後の展望とテーマ紹介

後半は、今後の年間スケジュールと9つのゼミテーマ(地域、人文社会、芸術、教育、スポーツ、理数、国際、看護・医療、情報)が紹介され、生徒たちはそれぞれのテーマに目を向けながら、自分の関心や方向性を探っていった。
会場では、話に引き込まれたり、思わず笑みを浮かべたりする生徒の姿が見られ、真剣さと好奇心が入り混じった空気に包まれていた。探究学習の第一歩として、生徒一人ひとりが「問いを持つこと」への準備を始める時間となった。

生徒の声

探究って難しいものだと思っていたけど、身近な話を通してわかりやすかったです。

問いに正解がないと聞いて少し不安だったけど、自分の考えで進めていいと分かって安心しました。

これからどのゼミを選ぶか、少しずつイメージが湧いてきました。

ファシリテーターの声

生徒のみなさんが笑いながらも真剣に考える姿が印象的でした。探究の出発点は“問いを持つこと”です。今回の講演をきっかけに、自分なりの関心を見つけていってほしいと思います。一人ひとりの問いが、社会とつながる実感につながることを期待しています。

次回の概要

  • 日程: 2025.4.23(火)
  • 概要: 課題設定・計画作成・アポイントの取り方
  • 目的: 自分のテーマに基づいた課題を設定し、探究の進め方を具体的に計画する

元の授業プラン

【Reachup】企業と共に新規事業立案プログラム

Point

  • ・ ゼミ形式で新規事業の立案にチャレンジ
  • ・ 各テーマに応じた企業が伴走支援を実施
  • ・ 長期休みには企業に足を運んでインターンも!
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