大阪府立北千里高等学校 【未来探究プログラム】

大阪府立北千里高校の3年生310名に実施する未来探究プログラム。
『未来を身近に』というテーマのもと、ドローンやメタバース、自動運転など、近未来の産業を創る企業が参画。生徒は参画企業の中から興味がある企業に入社し、”企業の一員”として資金調達ピッチに挑みます。

伴走企業
株式会社PACkage(スポーツ・ゲーム製品)、Sky Grid株式会社(AI)、スパイスキューブ株式会社(食品・農林・水産)、サラヤ株式会社(地球環境)、株式会社FANY(メタバース)、非公表(モビリティ)、タカラベルモント株式会社(薬品・化粧品)、株式会社BatonLink(教育)

本時の概要

  • 日程: 2024.11.28(木)
  • 概要: ピッチ大会本番・講評
  • 目的: 64チームの優勝チームを決める / 伴走企業から講評を得る

内容詳細

前半: ピッチ大会決勝

ピッチ大会の前に参画企業8社から生徒たちを応援する「勇気づけの一言」が送られ、会場は期待と緊張感が入り混じった雰囲気に包まれました。続いて、各代表チームが順番に意気込みを発表しました。短いながらも力強いコメントからは、生徒たちがこの日のために準備を重ねてきた自信と熱意が伝わりました。

そしていよいよピッチ大会がスタート。各チームが2分30秒という限られた時間で自分たちの提案を全力でピッチし、ユニークな視点と創造力が光る内容を披露しました。企業の方々からは提案の具体性や実現可能性を中心に、実務的な視点からの講評が行われました。

後半: 講評&結果発表

全チームの発表が終了後、生徒、先生、参画企業は出資を行い、最後に結果発表が行われ、吉本興業のグループである株式会社FANYが伴走するメタバースチームが優勝しました。
優勝チームが呼ばれると大きな拍手が沸き起こり、チームの代表者からは喜びを感じさせるコメントがありました。また、2位と3位に入賞したチームからも、それぞれの感想や学びが共有されました。そして、最後に全ての伴走企業から、感想とフィードバックが贈られました。

生徒の声

自分も企業の一員として企業についてたくさん調べることができたり、発表を聞いて自分の企業のいいところを改めて感じられたり、他の企業を応援したいという気持ちを感じることができた。また、投資について改めて考えさせられた。自分の利益も大切だけど社会貢献や地球の未来のために、応援する気持ちで投資することを忘れはならないと感じた。

短い時間で伝えたい内容を相手に印象を残すように伝えることの難しさに気づくとともに、どのようにしたらいいのかを自分なりに一生懸命考えられたと思いました。未来に向けて色々な企業が活躍して、試行錯誤を繰り返していることを知り、将来が楽しみになりました!

未来探究を通して、今当たり前でないものもどんどん当たり前になっていくということがわかり、未来に向けて自分は何ができるかを考える良い時間を過ごせたと思うのでよかったです。今まで企業のこととかどんな仕事なのかとかはあまり考えてこなかったけど、未来探究の取り組みで分野別に例えばどんな仕事をしていてどんなものを世の中に出しているのかを知ることが出来ました。

ファシリテーターの声

伴走、アドバイスをするなかで、生徒からなるほど!ってキラキラした目で反応してもらえる瞬間がとても印象的でした。また、「気づきを感じてもらえることができたら、そこから先は生徒が自力で進み始める」そんな貴重な瞬間に立ち会えて嬉しかったです!

生徒たちから、楽しかったや社会に出てこの経験を活かしたいという声が聞けたことは本当によかったです!
教員を目指すにあたって本当にいい経験になりました!

元の授業プラン

【未来探究】資金調達ピッチ大会に挑む! Point

Point

  • ・ 生徒の受講後アンケートにおいて、全項目90%以上の高評価!
  • ・ 企業の一員として資金調達ピッチに挑戦!
  • ・ AIやドローンなどの近未来を創る複数の企業から気になる1社を選び、その企業が目指す未来や実現したい社会について学ぶ。
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