茨城県立土浦第一高等学校・1年生 【高校生Angle】

土浦第一高校1年生約240名を対象に実施する企業連携型の探究プログラム。
探究サイクルの基本的なフレームワークを学びながら、企業の一員として社会課題に取り組むMissionに挑戦します。
課題設定から仮説立て、フィールドワーク、アクションプランの策定、発表までを通じて、探究力と実践的な思考力を育みます。

本時の概要

  • 日程: 2025.4.16(水)
  • 概要: 導入講演・テーマ提示
  • 目的: 探究サイクルのフレームワークを使い、企業の一員として社会課題のMissionに挑戦し探究力を身につける

内容詳細

前半: 導入講演

探究学習の目的や意義について、BatonLinkのFTによる講演が行われました。「正解のない問いに向き合う」という探究の基本的な考え方が紹介され、生徒たちは年間を通して挑戦していく学びの全体像を掴んでいきました。

後半: テーマ提示

後半は、今後のスケジュールや各コマの構成、最終的なゴール(社会に向けた発信)について説明がありました。加えて、過去に他校で取り組まれた企業ミッションの事例も紹介され、生徒たちはこれから始まる探究への期待を高めていく様子が見られました。

生徒の声

探究学習というと難しそうに感じていましたが、身近な例で考えることで、“問い”を立てるイメージが少し掴めました。
その年代の人たちが理解しやすい内容を例としてあげることで、相手の興味を引くことができるのだと思いました。
中学の時、仮説を色々たてて、一つに絞れていなかったので、仮説は一つずつ考えていきたいです!

導入公演を通して探究サイクルをきちんと立てて仮説を検証していきたいと感じた。また、土浦第一カップにおいて新しい仲間と企業の一員としてミッションに挑戦していきたい。

企業と連携してリアルな課題に取り組めることに興味を持ちました。実際に社会とつながるような学びは初めてで、ワクワクしています。
楽しみだった探究学習が、もっと楽しみになりました。今後1年間よろしくお願いします!

ファシリテーターの声

生徒のみなさんが真剣に話を聞き、時にはうなずきながらスライドに見入る姿がとても印象的でした。“問いを持つこと”や“失敗を重ねながら考え続けること”の意義を、まっすぐ受け止めてくれていたように感じます。これからの探究では、ぜひ自分なりの興味や視点を大切にしながら、仲間と一緒に深めていってほしいです。

次回の概要

  • 日程: 2025.4.23(水)
  • 概要: グループワーク①(チームビルディング)
  • 目的: チームで探究に取り組むための土台をつくり、リーダーシップや協働の在り方を学ぶとともに、テーマに関する調査・分析を進める

元の授業プラン

【高校生Angle】企業のリアルな課題に高校生目線で挑む!

Point

  • ・ 高校生独自の視点で企業のリアルなMissionに挑む
  • ・ 生徒の事前アンケートを元にテーマと伴走企業が決定
  • ・ 最後は伴走企業の前でピッチ大会を実施
この授業プランを見る arrow_right_alt