
プランカテゴリー一覧
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本プログラムは、大阪府立茨木西高等学校の1年生240名を対象に実施する、地域連携型の探究プログラムです。
生徒たちは、6つのテーマに分かれ、「茨木市をより良くするための提案」を自らの視点で考え、行政に向けて発信することに挑戦します。
最終的には「イバニシカップ」にて代表チームが発表を行い、企業や行政から直接フィードバックを受けます。
授業の前半では、まず各クラスでファシリテーターが自己紹介を行い、本日の目的と流れを確認しました。プレゼン研修では、「1スライド1メッセージ」「話の構成」「伝え方のポイント」などを学び、生徒たちは“人に伝える力”の基礎を実践的に学びました。
その後、「茨木市のおすすめスポット」をテーマに30秒プレゼンを実施。緊張しながらも、ユーモアを交えた発表や地域への愛着を語る姿が見られ、教室全体が温かい雰囲気に包まれました。
後半では、グループごとに自分たちのテーマに沿って茨木市の現状を調査しました。健康・教育・文化・環境などの分野ごとに課題を洗い出し、「どんな未来を目指すべきか」をディスカッション。
また、次回の企業講演に向けて、担当企業の事業内容を調べ、事前質問を作成しました。「どんな想いでこの事業をされているのか」「地域とどのように関わっているのか」といった質問が多く、学びへの主体性が高まっていました。最後にはアンケートで振り返りを行い、探究の方向性をチーム内で確認しました。
自分が住んでいる茨木市について、思っていた以上にたくさんの取り組みが行われていることを知りました。
普段当たり前に暮らしている背景には、市の取り組みがあることに気づけてよかったです。
ずっと茨木に住んでいるので知っていると思っていましたが、実は知らないことが多いのだと気づきました。茨木市について調べる中で、知らなかった地域の課題がたくさんあることに気づきました。企業の人にどんな質問をしたらいいか考えるのが難しかったけど、グループで話すうちに少しずつ整理できました。
同じテーマでも、グループによって考え方が違うのが面白かったです。自分の意見を言うのは緊張したけど、チームのメンバーがまとめてくれて助かりました。今まで“いい街だな”と思っていただけでしたが、『どうすればもっと住みやすい街になるのか』という視点で考えるきっかけになりました。
生徒たちは最初こそ戸惑っていましたが、プレゼン研修を通して“自分の考えを言葉にして伝える”ことの大切さを実感していました。
授業後半では、茨木市の現状を自分ごととして捉えようとする姿勢が印象的でした。各チームから出た質問には、企業とのつながりを意識した視点も多く、次回の企業講演に向けて良い準備ができたと思います。
元の授業プラン
Point