茨城県立土浦第一高等学校・1年生 【高校生Angle】

土浦第一高校1年生約240名を対象に実施する企業連携型の探究プログラム。
探究サイクルの基本的なフレームワークを学びながら、企業の一員として社会課題に取り組むMissionに挑戦します。
課題設定から仮説立て、フィールドワーク、アクションプランの策定、発表までを通じて、探究力と実践的な思考力を育みます。

本時の概要

  • 日程: 2025.4.23(水)
  • 概要: グループワーク①(チームビルディング)
  • 目的: チームで探究に取り組むための土台をつくり、リーダーシップや協働の在り方を学ぶとともに、テーマに関する調査・分析を進める

内容詳細

前半: リーダーシップのあり方

授業の冒頭では、ファシリテーターの自己紹介と導入講演の振り返りが行われ、探究学習の意義を再確認しました。続いて、チームで探究に取り組む際に重要となる「率先垂範」「同僚支援」「目標設定・共有」といったリーダーシップの考え方について学びました。

後半: チームビルディング

ワークシートを用いて、個々の興味や得意分野を整理した後、グループごとにペーパータワーに挑戦しました。限られた時間と資源の中で協力し合い、目標に向かう難しさと面白さを体感。最後にはチーム活動を振り返り、自分たちの強みや課題を見つめ直しました。

生徒の声

どちらかというとグループで何かをするより、個人で作業をした方が自分に合っているし、そっちの方が楽しいと思い込んでいたけれど、それぞれ違ったアイデアを出しながら誰かと協力する楽しさがわかったし、グループの方が楽しいかもしれないと思えた。

色々な視点から物事を見て注意しながら仲間と作業することが大切だと思った。だから、チーム全体が思ったことや考えたことを発言できるようなチームにすればいいと思う。

みんなで協力したらより良いもの、自分では出てこなかったアイデアが出てきて面白いなと思った。一人一人がリーダーシップをもつとはこういうことかと思った。一人一人が積極的にやることが大切だと思った。

ファシリテーターの声

生徒のみんながリーダーシップを多面的に捉え、自分にできる形でチームに貢献しようとする姿勢がとても印象的でした。一人ひとりが率先して動くだけでなく、周囲を支えたり、アイデアを引き出したりと、探究活動に欠かせない視点を自然に意識できていたと思います。これからの探究でも、チームの力を信じ、自分なりのリーダーシップを発揮していってほしいです。

次回の概要

  • 日程: 2025.6.4(水)
  • 概要: グループワーク②
  • 目的: テーマに関連する課題を設定する

元の授業プラン

【高校生Angle】企業のリアルな課題に高校生目線で挑む!

Point

  • ・ 高校生独自の視点で企業のリアルなMissionに挑む
  • ・ 生徒の事前アンケートを元にテーマと伴走企業が決定
  • ・ 最後は伴走企業の前でピッチ大会を実施
この授業プランを見る arrow_right_alt