
プランカテゴリー一覧
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大阪府立北千里高等学校1年生320名に全9コマで実施する「探究基礎プログラム」
「課題設定」→「情報収集」→「整理・分析」→「まとめ・表現」の探究サイクルの基礎を学ぶプログラムです。
探究学習が調べ学習にならないように、”自分ごと化”に焦点を当てて進めていきます。
プログラムの最後には企業の担当者にお越しいただき、企業内での探究サイクルについてセッション形式の授業を予定しています。
「有限会社シンメ」「オムロン株式会社」「マイクロバイオファクトリー株式会社」「株式会社エイワット」が参加し、「社会人と探究力」と「企業と探究」というテーマでセッションを実施しました。
「探究力がキャリア形成にどのような影響があったか」や「会社の歴史の中で探究力が特に発揮されたプロジェクトやイノベーションの事例は」など、探究力が企業成長と個人のキャリアにどのように寄与しているかについて議論しました。このセッションを通じて、生徒は探究力の価値とキャリアへの繋がりを再認識しました。
授業後半では、クラス対抗の探究クイズ大会が行われました。探究基礎プログラムの締めくくりとして、これまでの学習内容を振り返る場となり、クイズ形式で出題されました。さらに、企業担当者の方々からも企業に関連した問題が出され、生徒たちは真剣に取り組んでいました。プログラムの最後にふさわしい時間となり、会場は熱気に包まれました。
探究活動をしているときは、「こんなこと、社会に出て本当に役立つのかな?」と思っていました。でも、企業の人たちの話を聞いてみて、社会に出たときにこういう力がすごく大事なんだと感じました。今まで学んできたことが、実際に仕事や社会でどう活かされるのかが少しずつ見えてきて、探究活動の意味が分かるようになりました。
授業の中で探究活動に取り組んできましたが、「探究は自分の好きなことに向き合うから、途中で心が折れることはない」という話を聞いて、授業としてやるだけでなく、自分からもっと深く探ってみたいと思いました。今までの学びを、自分の興味や関心に結びつけて探求していくことで、新たな発見や成長ができそうだと感じています。
『学校で学ぶもの』というイメージを持っていたので、より暮らしをよくするための基盤に探究があることを感じ、意外と身近に潜んでいるものだと改めて強く思った。答えのない問いに向き合うものである探究自体にももちろん明確な答え、正解はないのでこれからも永遠に必要なのだと思う。
今回の授業では、企業の方々からの講演が非常に貴重な機会となり、生徒たちが積極的に取り組む姿が印象的でした。
実際のビジネス現場の話を聞くことで、今まで教室で学んできた知識が、点から線へとつながり、生徒たちの理解が深まったように感じます。
探究に対して疑問を持っていた生徒も、企業の方々の具体的な経験を通して探究の重要性を認識し、前向きな姿勢に変わっていった様子が見受けられました。自分の興味を軸に学びを広げていく力を、今後のキャリアでも発揮できるよう成長してくれることを期待しています。
元の授業プラン
Point