
プランカテゴリー一覧
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本プログラムは、大阪府立北千里高校1年生約320名を対象に実施する探究基礎プログラムです。
生徒たちは、自らの興味・関心を出発点に、探究サイクル(課題設定・仮説設定・情報収集・検証・まとめ・発表)を繰り返しながら、課題解決に向けた主体的な学びを深めていきます。
授業内での個人ワークを中心に、テーマ選びから課題設定、仮説構築、調査・検証、スライド作成、発表までの一連のプロセスを実践。
探究活動を通じて、社会や地域、身近な疑問への探究的な姿勢を身につけ、今後の学びや進路選択に生かすことを目指します。
最後には企業セッションも実施し、実社会で活躍する企業の方々からフィードバックを受けることで、学びの質を高め、社会とつながる探究の意義を体感します。
今回は、課題設定に向けた考え方を学びました。
ファシリテーターからは、探究テーマの切り口として「課題解決型」「好きを探究型」の2タイプが紹介され、それぞれの思考整理の方法として「As is / To be分析」や「マインドマップ」の活用が提案されました。生徒は前回の自己分析を見直しながら、自分に合ったアプローチを選び、テーマを形にしていきました。
As is / To beでは、現状と理想のギャップから課題を見つける姿も多く見られました。
ファシリテーターは声かけや具体例の提示を通じて思考をサポートし、生徒一人ひとりが「自分の問い」に向き合う時間となりました。
マインドマップを作ってみたら、自分が“好きだな”と思ってたことが、意外といろんなことにつながっててビックリしました。書き出していくうちに、“もっと知りたい”って気持ちがどんどん出てきました。
探究って“環境問題”とかすごく真面目なテーマじゃないとダメだと思ってたけど、自分の部活とか好きなことでもいいってわかって、ちょっと安心しました。自分のことをテーマにしてもいいって、なんか嬉しかったです。
自分の“好き”をテーマにできるって新鮮で、最初はどう書けばいいか迷ったけど、だんだん“これもつながってるかも”って広がっていくのが面白かったです。やっていくうちに、もっと調べてみたくなりました。
最初は“好きなことを探究する”ってどういうこと?って顔をしていた子たちが、マインドマップを広げながら“あ、これも繋がるかも!”って少しずつ前のめりになっていく姿がすごく良かったです。言葉にしにくいモヤモヤや“なんとなく気になる”を丁寧にたぐり寄せて、1人ひとりの興味がちゃんと形になり始めてるなって、手応えを感じました。
元の授業プラン
Point