星野高等学校 【Reachup】

埼玉の私立高校である星野高等学校理数選抜コースの1年A組21名に実施する「Reachupプログラム」

ゼミごとに分かれて、テーマに沿った新規事業を立案するプログラムです。
今回は5社が参画し、それぞれゼミ(医療・福祉、建築・住宅、教育、スポーツ・ゲーム、薬品・化粧品)ごとに生徒たちは新規事業を考えます。企業はオンラインで伴走支援を行い、夏にはインターンを実施します。

本時の概要

  • 日程: 2025.8.8(金)
  • 概要: インターン(グリーホールディングス株式会社 /スポーツ・ゲーム)
  • 目的: 企業を見学し、リアルな仕事に触れる。担当者との意見交流。

内容詳細

前半: インターン|自己紹介・オフィス見学・インタビュー

インターン前半は、自己紹介と全体説明からスタートしました。
冒頭では、当日の目的や流れが共有され、参加者は期待感を高めながら耳を傾けていました。その後のオフィス見学では、実際の職場環境や設備を間近で見学し、普段なかなか触れることのない現場の空気を体感。
さらに、現役のプロダクトマネージャーによるインタビューセッションでは、「プロダクトマネージャーとはどのような仕事なのか」というテーマで具体的な業務内容ややりがい、必要なスキルについて学びました。質疑応答では、多くの生徒が積極的に質問を投げかけ、理解を深める時間となりました。

後半: インターン|プレゼン発表会・まとめ

休憩を挟んだ後は、プレゼン発表会が行われました。前半で得た知識や見学での気づきをもとに、各グループが自分たちの視点でまとめた提案やアイデアを発表。
限られた時間ながらも、発表内容には個性やチームの工夫が光っていました。発表後には、講師や参加企業からフィードバックがあり、具体的な改善点や評価のポイントが共有されました。最後のまとめでは、1日の振り返りとして学んだことや印象に残った場面を共有し、今後のキャリアや学びにどう活かしていくかを考える時間で締めくくられました。

生徒の声

普段は授業やネットでしか見ない“働く場所”を直接見ることができて、机の配置や社員の方の雰囲気、会議の様子など、リアルな仕事環境を感じられました。特に、社員同士がリラックスしながらも効率的に働いている姿を見て、“こういう環境で自分も働きたい”という気持ちが強まりました。

インタビューで“プロダクトマネージャーは商品やサービスの全体像を描き、チームを動かす役割”だと聞いて、とても面白そうだと思いました。自分は文系ですが、アイデアを形にする力や調整力が必要と聞いて、自分にもできるかもしれないと感じました。発表では緊張したけれど、企業の方に“着眼点が良い”と言ってもらえて自信になりました。

ファシリテーターの声

グリーホールディングスさんのオフィス見学や、プロダクトマネージャーさんへのインタビューを通して、普段の授業ではなかなか想像できなかった“働く現場の空気”を肌で感じることができました。
授業で練ってきた新規事業のアイデアも直接発表し、プロの視点から具体的なアドバイスをいただけたことで、「アイデアを形にするには何が足りないか」を考えるきっかけになりました。緊張もありましたが、自分の言葉で伝えきれた達成感と、新しい気づきをたくさん持ち帰ることができたのではないでしょうか。

次回の概要

  • 日程: 2025.9.6(土)
  • 概要: インターン振り返り
  • 目的: インターンの振り返りを行い、新規事業のヒントを見つける。

元の授業プラン

【Reachup】企業とともに挑む新規事業立案プログラム

Point

  • ・ ゼミ形式で新規事業の立案にチャレンジ
  • ・ 各テーマに応じた企業が伴走支援を実施
  • ・ 長期休みには企業に足を運んでインターンも!
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