
プランカテゴリー一覧
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本プログラムは、神戸龍谷高等学校1年生108名を対象に実施する、神戸市と地域企業が連携した地域探究プログラムです。
神戸市が提示する「こども・家庭支援」「まちづくり・地域活性化」「環境保全」「多文化共生」などの地域課題をテーマに、伴走企業や団体の支援を受けながら活動を進めます。
企業や地域団体の方々からの講演やフィードバックを受けることで、社会のリアルな課題解決に挑む視点を養います。
授業の前半では、各教室にて企業担当者から講演が行われました。
生徒たちは、事業内容や企業理念、そして社会課題に対して企業がどのように向き合っているのかを学びながら、提示されたMissionの意図を理解しました。「なぜこの課題が今、神戸にとって重要なのか」という説明に、生徒たちは真剣な表情で耳を傾け、自分たちのテーマとの関わりを考える姿が見られました。
後半では、講演で得た情報をもとにグループでディスカッションを実施。各チームが「このMissionの背景にある社会的な課題は何か」「企業と協働してどんな未来を作れるか」を議論しました。付箋やホワイトボードを使いながらアイデアを整理し、短時間ながらも明確な方向性を見出したグループも多く見られました。
“街をつくる”という仕事が単なる建物の設計ではなく、人の流れや地域の未来をデザインすることだとわかりました。自分たちが普段歩いている場所にも、誰かの思いや計画があると知って、街を見る目が変わった気がします。これから自分たちのアイデアを出すときも、“人の暮らし”から考えたいと思いました。
“働く人が安心して子育てできる社会を作る”という言葉が印象に残りました。保育やサポートの仕組みを企業が本気で考えていることに驚きました。自分たちも“誰かを支える”視点で課題を見つけたいです。
環境保全の取り組みを“企業の責任”として話されていたのが印象的でした。製造の現場でも“地球に優しい選択”をしていることを知り、企業の社会的役割の大きさを感じました。私たちのアイデアでも、身近なところから環境を守る工夫を考えていきたいです。
各クラスで生徒たちが主体的に企業講演に参加し、伴走企業の言葉をしっかり受け止めていました。Missionの背景を理解しようとする姿勢が強く、質問やメモを取る手が止まらない生徒も多かったです。各班で“自分たちならどう貢献できるか”という言葉が自然に出てきており、次回のアイデア発想につながる手応えを感じました。
元の授業プラン
Point