
プランカテゴリー一覧
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本プログラムは、東京都内の私立女子校である中村中学校・高等学校と成女高等学校の中学3年生〜高校2年生の希望者を対象に、両校が連携して実施する第一三共ヘルスケアとの連携プログラムです。
生徒たちは、第一三共ヘルスケアの「セルフケアアンバサダー」として、日々の生活に欠かせないセルフケアやヘルスリテラシーを自らの武器として身につけ、社会に向けて発信することに挑戦します。
プログラムでは、服薬や生活習慣などをテーマに、セルフケアに関する課題を理解し、情報収集や企画構成を経て、ストーリー性のある動画を制作。企業講演や意見交流を通して専門家から学びを深めながら、物語として伝える表現力やチームでの協働力を育んでいきます。
最終発表では、制作した動画を上映し、優秀作品は第一三共ヘルスケア内で活用される予定です。
前半では、第一三共ヘルスケアの方より「セルフケアを広めるための取り組み」や「医薬品を通じた社会貢献」について講演が行われました。
生徒たちは、普段なじみのある製品の開発背景や、セルフメディケーションの重要性について真剣に耳を傾けていました。
また、商品開発の裏側や社員の方々の想いが紹介され、身近な製品の中に社会課題への強い使命感があることに気づく機会となりました。
後半は、事前に準備していた質問をもとに第一三共の方との意見交流を行いました。
「高校生に向けてセルフケアを広めるにはどんな方法があるか」「SNSでの発信に企業はどう取り組んでいるのか」など、具体的な質問が次々と出され、第一三共ヘルスケアの方からも丁寧なアドバイスが寄せられました。特に「正しい情報を、信頼できる形で届けることが大切」というメッセージに対し、生徒たちは自分たちの動画制作について非常に大切な観点を得たようでした。
これまで“セルフケア=体調管理”くらいにしか思っていませんでしたが、今日の講演で“自分の健康を自分で守ること”が社会全体につながると知りました。薬や化粧品の開発の裏に“生活を支える想い”があることを聞いて、私も将来、人の生活を支える仕事をしてみたいと感じました。
企業の方が“正しい情報を届ける責任”について話してくださったのが印象に残っています。SNSでは間違った健康情報も多い中で、第一三共ヘルスケアのように“信頼できる発信”をしていることを知り、私たちの動画でも正確なメッセージを届けたいと思いました。今日の話で“伝える責任”を強く意識するようになりました。
印象的だったのは、“健康は特別なことではなく、毎日の小さな行動から始まる”という言葉です。セルフケアという言葉の意味が広がり、身近な友達や家族にも伝えたくなりました。これからの動画づくりでは、“自分が変わったきっかけ”を物語として表現していきたいです。
第一三共ヘルスケアの方々が、生徒たちの目線に寄り添いながらお話してくださったおかげで、講演が“知識の授業”ではなく“共に考える時間”になりました。
質問の内容も具体的で、生徒一人ひとりが主体的に関わろうとしている姿が印象的でした。企業から学ぶ“社会で活きる探究”の価値を改めて感じた時間でした!
元の授業プラン
Point